2010.09.21 (Tue)
これはこれで携帯小説
【記入者:監督】
私は基本的に、携帯電話で小説を書いています。
どの作品も、投稿直前の仕上げを除いてほぼ全て、通勤電車の中でポチポチ打っています。
文書作成のデバイスとしてはどうにも貧弱な携帯電話ですが、これはこれでメリットもある。
場所を選ばずに使えるという利点については、当たり前すぎて語る事もないので割愛。
私にとって携帯電話のもう一つの利点というのは、まさにその「エディタとして貧弱」という点なのです。
同じ文章を打つなら、EmEditor(なんか好きで愛用)とキーボードの方が断然速い。携帯電話はどうしようもなく遅い。
しかし私にとってはその遅さが、頭の中で文章を構築ないし推敲する速度とうまく合っているのですね。
私は遅筆です。手を動かす前に頭の中で考える時間は長いし、試行錯誤で一つの文を十回書き直すこともザラ。
ゆえに、入力デバイスばかりが快適でスラスラ書けたとしても、なんというか、バランスを欠くのですよ。
赤信号がやたら多いのに、その僅かな合間をわざわざ時速60キロで走ってるような感じ。
だから、ゆるりと考えながらゆるりと打てる、そんな携帯電話での執筆が気に入っています。
それから、誤字が出にくいという利点もあります。
携帯電話だと少しずつ書くことになりますから、一文一文、一文字一文字がよく見えて、頭の中にもよく入る。
私は自分の作品をほとんどソラで朗読できますが、それも多分この執筆スタイルのおかげなんじゃないかと思います。
ちなみに、欠点ですが。
欠点というか、個人的な汚点ですが。
一度、携帯を失くしました。
中には執筆中の『子離れと乳離れのジルバ』が入っていました。
授乳シーンでした。
誰が拾って中身を見たか、結局モノは見つからずじまい。大ダメージ。主に心が。
あの小説のタイトル、元は『乳離れと子離れのジルバ』だったんですが、足がつかないように変えてみました。
じゃあもっと真面目に大幅に変えろと。すいません一応愛着があったんです。
以上。
どうでもいいタイトル改変秘話でした。
私は基本的に、携帯電話で小説を書いています。
どの作品も、投稿直前の仕上げを除いてほぼ全て、通勤電車の中でポチポチ打っています。
文書作成のデバイスとしてはどうにも貧弱な携帯電話ですが、これはこれでメリットもある。
場所を選ばずに使えるという利点については、当たり前すぎて語る事もないので割愛。
私にとって携帯電話のもう一つの利点というのは、まさにその「エディタとして貧弱」という点なのです。
同じ文章を打つなら、EmEditor(なんか好きで愛用)とキーボードの方が断然速い。携帯電話はどうしようもなく遅い。
しかし私にとってはその遅さが、頭の中で文章を構築ないし推敲する速度とうまく合っているのですね。
私は遅筆です。手を動かす前に頭の中で考える時間は長いし、試行錯誤で一つの文を十回書き直すこともザラ。
ゆえに、入力デバイスばかりが快適でスラスラ書けたとしても、なんというか、バランスを欠くのですよ。
赤信号がやたら多いのに、その僅かな合間をわざわざ時速60キロで走ってるような感じ。
だから、ゆるりと考えながらゆるりと打てる、そんな携帯電話での執筆が気に入っています。
それから、誤字が出にくいという利点もあります。
携帯電話だと少しずつ書くことになりますから、一文一文、一文字一文字がよく見えて、頭の中にもよく入る。
私は自分の作品をほとんどソラで朗読できますが、それも多分この執筆スタイルのおかげなんじゃないかと思います。
ちなみに、欠点ですが。
欠点というか、個人的な汚点ですが。
一度、携帯を失くしました。
中には執筆中の『子離れと乳離れのジルバ』が入っていました。
授乳シーンでした。
誰が拾って中身を見たか、結局モノは見つからずじまい。大ダメージ。主に心が。
あの小説のタイトル、元は『乳離れと子離れのジルバ』だったんですが、足がつかないように変えてみました。
じゃあもっと真面目に大幅に変えろと。すいません一応愛着があったんです。
以上。
どうでもいいタイトル改変秘話でした。
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